長瀞の小さなカヤックショップ

ライフジャケット（PFD)の選び方

カヌー・カヤックにおいて、言うまでもなくライフジャケットは命を守る大切な装備です。必ず装着しましょう。では、浮けば何でもいいか？というとそうではありません。自分の漕ぐ環境、スタイルによって違ってきます。着用にあたっては、しっかり体にフィットさせ、脱げたりずれたりすることがないように。
下記にチェックしたいポイントをあげてみました。

浮力・サイズ

浮力は安全面において需要な項目ですが、通常の品であれば基準をクリアしてるので、自分にあったサイズを選べば十分でしょう。あまり大き過ぎるのも漕ぎにくくなります。ビッグウォーターならばやや大き目の浮力を、動きやすさ重視なら余計な装備などを省いたコンパクトなものがいいでしょう。

漕ぎやすさ

デザインで漕ぎやすが変わります。前面パネルを低くデザインされたものが肩回りが広く漕ぎやすいです。フォーム材に柔らかい素材を使用したり、立体カットしているものはフィット感が高く快適です。ポイントはあると便利ですが、大き過ぎると邪魔になる場合があります。

プルオーバー or フロントジッパー？

プルオーバーとは上から被るタイプのことです。浮力材が前面で分かれないので、同じ浮力でもパネルを小さめにできるのが利点です。欠点は着脱が少し面倒なこと。フロントジッパーは脱ぎ着が楽なので、初心者にはお勧めですが、フィット感が薄れます。ある程度の経験者ならプルオーバータイプがお勧め。前面パネルを割ることなく、また着脱も簡単にしたサイドエントリータイプもあります。

レスキュー機能を装備

PFDにはハーネスなどレスキュー機能を持たせたものがあります。ガイドやツアーリーダー向けとなります。ファーストエイドキットやカラビナ、カメラ等も持つことが多いので、容量の大きいポケットがあるかもチェックでしょう。また耐久性も求められるます。スペックでD（デニール）の数字が大きいほど生地は丈夫になります。